十六夜ゐ雪洞唄
読み | いざよいぼんぼりうた |
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歌手 | 徒然なる操り霧幻庵[阿(早見沙織)・吽(松井恵理子)・ダル太夫(潘めぐみ)] |
制作者 | 作詞:仰木日向 作曲・編曲:伊藤翼 |
カテゴリ | アニメ「SHOW BY ROCK!!#」第7話挿入歌 |
収録CD | 2016年11月16日発売、シングル「十六夜ゐ雪洞唄」 |
歌詞
燃ゆる月 道の果て 灯る雪洞(ぼんぼり)に揺り揺られ
歌え踊れ 今宵は宴 祭の太鼓が鳴る しらべ
化作(けさ)の迷い言葉 現世(うつしよ)に紅をさす
『胸焦がした旅情も 今や忘る頃か』
説破 いまだこの身は 悟るには宵の口
忘るるものか 忘るるまいぞ 溶いた白粉(おしろい)に隠す
然らばあばよ 人は誰も 一人遊びの独楽(こま)なれど
流したん泪のこゝ(こ)ろは うつりゆきゆかぬ
咲き乱れ 舞い踊れ 数多(あまた)の雪洞(ぼんぼり)が揺り揺れる
今宵 呑めや歌えや 酔いの果て
醒むるるものか 醒むるまいぞ 鳴らす鬼太鼓(おんでこ)のバチ乱れ
今宵 月は美(み)な瞳瞳(とうとう)と 満ちる十六夜の宴よ
踊れ日の出がさすまで
出会う友の姿 彼方より来たる在り
『ともすれば、これも一会か』 心予(あらかじ)めた
切った張った 喧嘩独楽 鳴らせ囃子(まつり)の鼓(つづみ)
負(やぶ)るるものか負(やぶ)るるまいぞ 童心地に応える
尽きらば ままよ いざ身投げも 厭(いと)うことなく 悔いも無し
あるいは これこそが果てなら 鼓動の高鳴る
散りぬるは かの夢か 我が世ぞ 天元の常ならむ
今宵色は匂えど 月見れば
止むるるものか 止むるまいぞ 御形弁天の裾乱れ
今宵 夢は美(み)な煌々(こうこう)と 燃ゆる片時の命よ
歌え 日の出がさすまで
語る言葉 故語れど是非も無く
歌うことは 故言わねど身を寄せぬ
いざ明くるまで 今宵は宴
二度のない 刹那のしらべ
はぐれた人は いまいずこか 風の便りも わからねど
流したん泪のこゝ(こ)ろは 夜風にさまよう 然る人を想う
咲き乱れ 舞い踊れ 数多(あまた)の雪洞(ぼんぼり)が揺り揺れる
今宵 呑めや歌えや 酔いの果て
醒むるるものか 醒むるまいぞ 鳴らす鬼太鼓(おんでこ)のバチ乱れ
今宵 月は美(み)な瞳瞳(とうとう)と 満ちる十六夜の宴よ
踊れ日の出がさすまで